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きっと私はこのままだと自ら行動を起こさない。
そこまで見透かされていて、きっかけをくれたんだから。
長く離れていたのになんで私のことがわかるのかな…。
"おはようございます。わざわざ連絡してくださってありがとうございます。またお店に来ていただけることがお礼になるので、どうかお気になさらずに。"
じゃあお言葉に甘えて食事に連れていってください!
なんて言えたら、女性としてかわいいんだろうけど。
スマホを置いて伸びをしたらチャットの通知音が鳴った。
"おはようございます。Aさんさえよければ、一緒にお食事でもどうでしょうか。"
返事を打とうとする親指は宙をさまよう。
どう返すべきか。
"好きなものをおっしゃっていただいたらこちらでお店の予約しておきますよ。"
素直になってもいいのかな。
"お寿司が好きです。"
"いいですね。僕も好きですよ。おすすめのところがあるのでぜひ一緒に行きましょう。"
予定を合わせて急遽決まった彼との食事会。
ちゃんと向き合おう。
彼とも、自分とも。
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涼-suzu-(プロフ) - 蓮和さん» ありがとうございます。みやだてくんはやっぱりバブめですよね。笑 共感していただける方がいて嬉しいです。次回もよろしくお願い致します(՞ ܸ. .ܸ՞)" (4月2日 16時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
蓮和(プロフ) - 完結おめでとうございます!垢は違いますが毎度コメントさせていただいてますバケモノです。素敵な作品をありがとうございました!!宮舘さんとの恋ってやっぱりいいですよね(?)私も宮舘さんは結構バブい域にいると思ってますw 第8弾も楽しみです! (4月1日 21時) (レス) @page45 id: 69e5d6eaed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼-suzu- | 作成日時:2024年3月25日 17時