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阿部「あ、、あぁ。……………Aちゃんもしかして悩んでた?」
佐久間「そ。だから俺が無理やり聞いたんだよね」
阿部「あの子自分から言うような子じゃないもんね。………うん、確かに、事実かな」
佐久間「……………りょーかい!!阿部ちゃんもなんかごめんねぇ」
阿部「いや、俺は全然。佐久間とAちゃんは?大丈夫?」
佐久間「俺は全然!!Aのことはこれから。あ、よかったら阿部ちゃんもくるー?」
Aは頭にハテナが浮かんでるようなポカン顔(笑)かーわい(笑)
阿部「いや、今日バイトだから遠慮しとく」
佐久間「そか。じゃあまたねー!おっちー!」
阿部ちゃんとの電話を切り、改めてしっかりAと顔を合わせた。
佐久間「Aさ、今日夜何も予定ないよね?とりあえずさ、メシいこ!メシ!」
「え??」
佐久間「よし!何食う?!やっぱ焼肉とかー?ど?!」
「え、あ、うん」
佐久間「よし!レッツゴー!!」
細かな話は腹ごしらえしてからにしよう。
Aの不安を煽らないよう、いつもの明るさで話しかけ、Aの背中を押し講義室へ向かった。
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作者名:ねこ | 作成日時:2024年3月28日 14時